【完】私が恋したプリンス*



7月中旬。

相変わらず蒸し暑い。



「さーて、今日はクラス発表を決めるぞー。委員長あとは頼んだ」



クラスでは担任が今月末に行われる学校祭について簡単に話した後、委員長にその場は繋がれた。



クラス発表はお化け屋敷とか焼きそばとか、色々な出し物をクラスごとでする。

クラスによって個性が違い、凄く面白いのだ。



「なにかあるかなぁ?」



この間席替えをして、実莉ちゃんは私達の前の席になり振り返って聞いてくる。

そんな私と優人はと言うと…

また隣の席。



「んー…どうしよう…」



これと言ってなにも思いつかない。



優人はというとボーッとしたまま。

新学期よりは優人も大分クラスに慣れたとは言っても…結局は現状維持。