【完】私が恋したプリンス*



「前田?」



「あ、うん!」



私は既に歩き始めていたみんなの元へと駆け足で向かう。



きっと、なにかの気まぐれだよね?



けれど学校を後にした私達は一言も会話をすることなく、沈黙に陥ったため確認しようがなかった。



ただ、夏の暑い日。

私達は緊張感に包まれながらカフェを目指したのだ。



───
──




カランカラン───



約束の時間の10分前。

カフェに到着した。