【完】私が恋したプリンス*



───
──




放課後。



「那姫ちゃん!お帰り!」



学校も終わりカフェへ立ち寄ると、綺麗な女性…佐藤さんが私をニコニコ笑顔で出迎えてくれた。



「ただいま!」



私と佐藤さんはあれから何度か一緒にお喋りするうちに仲良くなっていた。



私も堅苦しい敬語なんて辞め、お互い友達のように会話を楽しむ。

普段は私の学校の話とか、佐藤さんの子どもの話とか、そんな世間話に花を咲かせている。



「今日ね、この間言っていた写真を持ってきたの!」



佐藤さんは笑顔でそう言うと、カバンの中から小さな花柄のアルバムを取り出した。