ブーブー── 立ち尽くしたいたら、制服に入れていた携帯が鳴り画面を確認すると、 〝カップケーキ渡せた?〟 実莉ちゃんからのラインだった。 「いけない、渡すの忘れてた!」 私は慌てて階段を駆け上り淳平先輩や凛くんの元へと向かった。 「先輩!」 タイミング良く現れた淳平先輩に声を掛け、早速カップケーキを渡す。 「やったぁー!じゃあ、お礼にキスのプレゼントを」