「では、おやすみなさい」 「ああ。おやすみ」 一ノ瀬くんと別れ、1日ぶりの家に帰る。 誰もいない部屋に帰るのは、こんなにも寂しいものなんですね。 家族がいる部屋に戻る温かさを最近感じているからでしょうか。 なんだか、いつも以上に寂しく感じます。 久しぶりに、お母さんに連絡してみましょうか。 でも、とりあえず。 一ノ瀬くんにも言われましたし。 お風呂に入って、今日はもう寝ましょう。