「あれ?」 小さな砂利は たくさんある けれど大きめな 苔のついた石が 見当たらない 「さっきまで 石があったのに」 「この石?」 チェリシィはアリスの 瞳に映るように 手を持ち上げて みせた。 その手には もちろん 苔のついた あの石。 「よく見て」 「?」