連なる橙色 すぐに崩れて 叩かれ 涙が滲む 青みの残る 君は残され 置いてきぼり 一人きり まだまだ緑の君 それは見るからに 避けられがちな そんな姿 最後に橙色の服を 脱いだ君へ 甘いのも 苦いのも すっぱいのも 水っぽいのも それは君の味 甘そうだったのに 意外に苦みがあったり 未完成なミカンを 口に含む 君を知った気がしたよ