「強かったな、あいつら」 龍也が思わず呟いた。 「足立、緋真」 和磨が呟いた。 「知ってるんスか?」 律が問いかける。 「どこかで聞いたことあると思ってな」 「そうっスか」 和磨達は緋真達が見えなくなるまで、 ずっとその背中を見ていた。