キーンコーカーンコーン チャイムと同時に教室に辿り着いた。 「息荒いぞ」 『朝から疲れたんだよ』 話しかけてきた橋本に適当に返した。 「お疲れ。 とりあえず」 席について机に伏せる。 体育祭か・・・ 『つか練習しねぇの?』 「体育祭の事か? 応援団の奴とかは今日からで、 他のはぶっつけ本番」 『緊張感ねぇな!』 そんなのでいいのかよ・・・