『斗真のためにも真実が知りたいの! お願い!!』 真剣な私の目を見て、 父と母は顔を見合わせた。 「わかったわ、気をつけなさい」 「学校には斗真が死んでることは伝えていない。 お前なら大丈夫だ。 斗真にそっくりだからな」 『ありがとう。お父さん、お母さん』 そしていよいよ犯人探しが始まる。