私は最近、頭痛に悩まされている。その度に雄太が心配してくれるけど、その優しさにまた頭が痛くなる。 「奈緒?大丈夫か?」 優しい声が私にかけられる。その度に、行き場のなくなったこの想いが、弾けて消えていく。 不自由なんてない、窮屈ではない。なのになんで、私はこんなに… 『檻の外を望むのだろう。』 どうしてこんなにも、空を望むのだろう。 最低だと思っても、どうしても拭えないの。 消したいと思っても、消せないの。 こんな私は…最低ですか?