幸せの先










そう正樹さんが教えてくれた。








だからか、誰かと似てるなと思ったのは。





この情報を元にすると、さっきの発言は本気なのかというのがますます疑問になってきた。







私がふぅーんと頷くと、先生がベットへ歩いてきた。







「ちょっとごめんね。」







そう言うと私の脈を見て、体温を確認された。








「熱下がったね。」







熱があったなんて今知った。






どうりでよく寝られたわけだ。








「あみちゃん、大事な話があるんだけど、今聞いてもらえる?」