幸せの先








「よし、できたな。」







賢一さんなまたもや頭を撫でられた。







完全に小学生扱いだ。








そこからは正樹さん、陸斗さん、龍矢さんにも教わりながら一通りの機能を教えてもらった。







その間、徹さんはずっとお菓子を頬張っていた。







「徹。お前あみちゃんに持ってきたくいもん全部食ってんじゃねーか。」








今さら言ってもってくらいまで食べ尽くした状態になっている時に龍矢さんが言った。









「説明長すぎなんだもん。」






なおも食べ続ける徹さんに思わず笑ってしまった。






もちろん声は出ない。






でも始める見せる私の笑い顔に皆んな驚いた様子だったが、次の瞬間には一緒に笑っていた。