幸せの先







「つけ方知らなかったか。」







そう言うと私の手からタブレットを取って何やら操作する賢一さん。









さっきはメモ帳の画面が開いた状態で渡されていたから使えたが、機械音痴の私には付けることから難易度が高い。







「あみ、ここが電源な。




それで、まーここ押しても画面付くから。





それでスライドして暗証番号いれる。




これで使えるから。





今、暗証番号設定しといてやるから、好きな番号4桁、何がいい?」