幸せの先







「わかりました。先生にお伝えしてから、お迎えにあがりますのでお待ちください。」









そう言って看護婦さんは、部屋から出て行った。




なんというか、あの看護婦さんとっても愛想の無い人だけど、仕事はできるって感じの人だな。





数分すると、さっきとは違う看護婦さんが迎えに来てくれた。






「先生からの許可が出たので診察室までご案内しますね!」





さっきの看護婦さんとは打って変わって、年配の元気な人が入ってきた。






「準備は大丈夫ですか?」






私はとりあえずベットから出て、うなずくと、看護婦さんはさきに扉を開けて待っていてくれた。







頭を下げて部屋から出て、看護婦さんの後について行った。