そう言って笑う貴方に私は助けられて、今も救われている。

「どこも痛いところはないか?」

「な、い。」

「喉は?」

「す、こしい、たい。」

「そうか。すぐ病院行こう。」

「あ、ったかい。」

「ああ。俺もだ。お前といると身体の底から、満たされる。」

「へや、に戻らなきゃ。」

「ゆっくりでいい。」

「眠いのか?」

「うう、ん。」