幸せの先










"私も、素性もわからない人間を拾うなんて、無用心な人だなと思ってました。"








そう書いたタブレットを賢一さんのお父さんに見せると、一瞬、間があってから大笑いし始める賢一さんのお父さん。








なんでこんな笑ってるんだろうか。








「賢一、まだ落とせてねーのに無理やり連れてきたのか?」









そう笑いながら賢一さんに聞くお父さん。








賢一さんは「うるせー。」と言ってそっぽを向いてしまった。