side あみ


とても懐かしい、幸せな夢を見ていた。

お父さんとお母さんがいて、昔のようにみんなでおしゃべれしている。

2人とも昔のように笑ってくれて、思わず涙が溢れてきた。


私もお母さん達のところに連れてって・・・!


心の底からの叫びだった。

そんな私を見て2人は寂しそうな顔をした。


どうしてそんな顔をするの?


ねえ、お父さん、お母さん?


なんで黙っちゃうの?


なんか言ってよ、ねえ。


あれ私話せていたの?


ねえ、お願い・・・


(タスケテ・・・。)


「…い、起きろ。」