「……私が勝ってそのプライドずたずたにするんだから! 先に歌わせてもらうからね」
「そう。プライドずたずたにしたいならご自由に。……ボクは勝てる自信はないよ」
意外にも弱気な奏の発言に特別科サイドは騒然となる。
もう後がない状況だと言うのによくそんな発言が出来るものだ。
柚太と旭が彼に物申そうと立ち上がったその瞬間、
まだその言葉に続きがあったのか、奏は再び口を開いた。
「でも、引き分ける自信ならあるよ。勝つと強気になって負けたら、情けないし」
その発言にどう反応して良いのか分からない2人を尻目に、新会長対決がようやく始まった。
まずはひょっこり現れた匡平から“初めてふられた相手の事を未だ根に持っている”と暴露された里緒からだ。
ある意味それは間違ってはいないが、もう少し表現の仕方が何とかならなかったのかと思う彼女。
その点だけが気がかりになったのか、歌い慣れた里緒の“男を落とす歌”もどこか浮かない。
「そう。プライドずたずたにしたいならご自由に。……ボクは勝てる自信はないよ」
意外にも弱気な奏の発言に特別科サイドは騒然となる。
もう後がない状況だと言うのによくそんな発言が出来るものだ。
柚太と旭が彼に物申そうと立ち上がったその瞬間、
まだその言葉に続きがあったのか、奏は再び口を開いた。
「でも、引き分ける自信ならあるよ。勝つと強気になって負けたら、情けないし」
その発言にどう反応して良いのか分からない2人を尻目に、新会長対決がようやく始まった。
まずはひょっこり現れた匡平から“初めてふられた相手の事を未だ根に持っている”と暴露された里緒からだ。
ある意味それは間違ってはいないが、もう少し表現の仕方が何とかならなかったのかと思う彼女。
その点だけが気がかりになったのか、歌い慣れた里緒の“男を落とす歌”もどこか浮かない。


