世界を守れそうな6人

横村が郁人の方を見れば、郁人はそれくらい我慢しろと言わんばかり。

次に柚太の方を見ると、本気で嗅がせるぞと言わんばかりの威圧感。

ある意味彼は究極の選択を強いられてしまっている状況だ。

なかなか判断が出来ない横村を救ったのは……。


「政俊(まさとし)君……そんなに私とペアになるの、嫌?」

「り……凛(りん)。もしかして」

「うん。古瀬君だったっけ? 彼とくじ交換したら、私とペアになれるよ?」


横村の彼女、凛であった。寂しそうな目で訴える凛の姿に、横村は柚太とのくじ交換を決意した。

郁人は心の中で舌打ちをする。まさか運悪くこんな事も起こるなんて、と思わずにはいられなかっただろう。