世界を守れそうな6人

分かっていなさそうだから言ったんだけどな、と奏は苦笑を浮かべた。

すると突然彼の脳裏にこの先の事がよぎり出す。

額に手を当て、瞳を閉じ、それがおさまるのを奏はゆっくりと待った。


「先輩……?」

「だ、大丈夫ですか!?」

「大丈夫。いつものアレだから。いい加減、君達も慣れないと。身が持たなくなるよ?」


瞳を開け、ふふっと意地悪そうに言って見せる奏。見えたこの先の事は一切口にはせず。

徐々に迫るリレー本番を後輩の2人と話しながらゆっくりと待った。