家の前に見慣れないポルシェとZが停まりその2台の車から各自、双子の私達が降りて来ると…
村井さんが…
〔お嬢様方だったんですか?連絡をくれれば私、村井が迎えに参上したのに…〕
と言ったので私は海莉にほら!言ったじゃ無い!と言うと…
【ポルシェに乗りたかったんだもん!いいじゃない!】
と海莉は返事をした
私は饗庭さんの方へ行き家でお茶でもしませんか?
と訊いてみた。
「いいんですか?」
と言う返事に…
私は今日、カフェでご馳走に成ったお礼と送って貰ったお礼に…
と話したら…
『じゃ僕もお茶を呼ばれます。』
とアイツの声…
はぁ~
忘れてたよ…
この人の存在を…
私は二人に井村さんが停めてる場所へ車を止めて下さいといい…
井村さんに車を停める場所を案内してあげてと頼んだ。
車を停め二人は車から降りこちらに向かって歩いて来た。
私はそれをずっと観てた。
この二人は絵に成る二人だな…
そう思って…
私と海莉が先を歩き扉を開けると…
田村さんが出迎えてくれた。
私は執事の田村さんに応接間にコーヒーとクッキーを4人分頼んだ。


