殆ど寝れない状態の中、朝を迎えた。


怠い身体を起こし服を着替え螺旋階段を降り洗面所へ向かった。


海莉はまだ起きて来てる様子はなく…



歯を磨きキッチンに向かうと既に父と母は起きてご飯を食べてたので私は両親におはよう!と言い椅子に座り朝ご飯のメニューが運ばれて来ていただきます!と言い食べ始めた時だった。



〔愛莉?愛莉が今お付き合いしてるのはこの間、家に来た哀川さん所の翔君でいいのかな?〕


朝から父に言われた


父にそんな事を言われるとは思って無かった私は思わず味噌汁を吹き出しそうに成った。

母を見ると…

母は嬉しそうな顔をしてた。
母が父に話をしたんだと言う事が直ぐに解った。



父の質問に私がそうだよ!と答えると父はそうか…

とだけ答え後の話は無かった。



変な父…

一体なんなの?

そう思いながら朝ご飯を済ませ部屋に戻った。



部屋に戻ると携帯が鳴り…

観ると翔からのおはようメールと…



『愛莉おはよう!もう起きて美味しそうな顔をして朝ご飯を食べてる頃かな?俺も今パンとコーヒーで朝ご飯を済ませたとこ。今日お店に行く前にメール入れるから…』


と言う内容だった。