カヨと別れてから、クラス発表。



…わたし達は同じクラスになった。



案の定、男はカヨにベッタリ。




「ねぇねぇ、カヨちゃん。」


「ねぇ、カヨのこと、呼び捨てでいいよぉー?


なんか、カヨちゃん。


って、他人みたぁーい。」


「(お前らは元から他人だろうが。)」




なんて、思いながら彼女らの前を通ると…



「あっ!


朝、カヨをこかした人だぁー!



なのに、手も差し伸べずに行っちゃったよねぇー?」




…「(このクズ、



何言ってんだ?)」




男達もカヨの言葉を信じて私を睨みつける。