部活を終えて下駄箱に向かうと 見覚えのある影が目に入った。 「しー…?待っててくれたの?」 「うん。だって、ハルと帰りたかったから。」 そういってふわり、と笑う。 ………簡単に、そういうこと言うなよ。 好きすぎて、やばい。 「じゃあ…帰ろっか?」 「うん。」 しーはまた、笑ってそういうと 伸ばした俺の手を素直に掴んだ。 かわいすぎる。