「ちょっ、ハル………!」 「いいじゃん。俺はずっと我慢してきたんだから。 もう、“お兄ちゃん”卒業。」 そう言って唇に触れるだけの甘いキスを落とした。 「んっ…ちょっ…ハル!」 「しーは、俺の“彼女”だろ?」 こつん、と額と額を合わせるとハルはそうささやく。 「…………っ、うん。」 「俺は、知ってるよ。 しーが、すっごい素直だって―――」 ―――幼なじみと嘘つき……… ううん。 溺愛彼氏と甘あまレンアイ、はじめます! •୨୧┈┈fin┈┈୨୧•