「ハル…………」 「きらい。」 素直になれない私の口からこぼれたのは やっぱり嘘つきな言葉だった。 「きらい。ハルなんか…きらい。 ばかであほでどこか抜けてて そのくせして みんなに優しくて キラキラな笑顔振りまいて ハルなんか……っ、だいっきらい。」 視界が滲んでハルの顔がぼやけた。 ちがう。 違うのに…っ。 こんなこと、言いたいわけじゃないのに。 「だからっ… 私だけが、いい。」