「ハル、ありがとう。」 おかゆを食べたしーが 満面の笑みで俺にそういった時、 俺は、『しーに恋してよかった。』って、 心から思えたんだ…―― しーが幸せになれるなら 俺は精一杯背伸びをして、しーの恋を応援しよう。 ―――しーを幸せにできるその人が、 俺ではないとしても…