それからあたしはイヤホンで音楽を聞くことにした。 明るい曲を聴けば、気が紛れると思ったから。 お気に入りの曲を流す。 そう、きっと、呪いなんてない。 あの遺書だって、あたしの罪悪感が生んだ幻に違いない。 大丈夫、大丈夫。 自分に言い聞かせているうちに、曲を聞いたままあたしは眠りに就いた。