お通夜が終わって、会場を出たところで琉華たちと話していた。 すると、誰かに呼び止められた。 「ねぇ、谷口さん、待って…」 振り向くと、牧田さんがいた。 牧田さんは結莉の親友。 とっさに呪いのことが頭をよぎった。 しかもあたしだけ呼ぶなんて… 「何よ?!七葉に何か用?!」 琉華の声にも動じず、彼女は言った。 「忘れ物あったから、中戻って…?」 なぁんだ。 そんなこと… あたしはほっとして、 「じゃあ、待ってて」 琉華たちにそう言って会場に戻った。