ご焼香の時間になった。 すると、A組の中に一際目立つ人がいた。 「結莉〜っ、結莉、なんで…」 泣きじゃくっているのは牧田さくら。 牧田さんは結莉の親友だった。 あたしたちとも顔見知りで、会話を交わしたこともあった。 「結莉、いかないでぇ〜っ!」 牧田さんは結莉の遺影の前で泣き崩れた。 「やだよぉ、結莉〜!」 そんな牧田さんを先生が抱きかかえるようにして席に戻していった。 はぁ… 罪悪感が生まれる。 あたしたちのせいで、牧田さんまで悲しませてしまったんだな…