そう。私は決めていた。


警察に捕まりそうになったら、結莉のとこに行く…



「…わかった、私はどっちでも嬉しいよ…バイバイ、ありがとう、さくら…」



結莉の声を聞いたのはそれが最後だった。



でも、夢の中、確かに結莉の笑顔が見えたんだ…



END