呪いの血文字~少女の復讐~



「それで、許されると思ったんだね。馬鹿みたい」


「ゆ、結莉…?!」


ほらね。結莉だと信じ込んじゃってる。


さあ、あと少し。


復讐劇の最後は、一番豪華に殺ってやろう…!!


「あんたは信じてなかったみたいだけどさあ…私、呪ってたよ」


そう言って、例の紙を見せる。


そこにはちゃんと、宮地琉華、お前の名前も書いてあるんだよ。