呪いの血文字~少女の復讐~



結莉は驚いたような顔をしてたけど、

「…そう言うなら、やってほしいな!!」


ニヤッと笑った。


「じゃあ、計画を考えなきゃね!」


「でも、それ、完璧に犯罪…」


結莉がボソッと言った。

「そんなの知らない!!
結莉はあいつらに殺されたんだよ!!!
同じことしてるだけじゃん!!
絶対この手で殺すから!!」


私はそう叫んだ。


「落ち着いて…!!それでいいなら、お願いします…」

結莉は頭を下げた。


「いいんだよ!任せてよ!!」


私は夢の中で、ガッツポーズをして見せた。