呪いの血文字~少女の復讐~



その日は6時間で、私は5時間目と6時間目の間にそれを実行した。


私は前の日に、俊介と伸行がお互いを呼び出すようなメモを偽装しておいたのだ。


字に違和感を感じられると厄介だが、結莉曰く2人ともそんなことを考えられるほど冷静じゃないらしい。


まあ、好きな人が死んだわけだしね。



そして、放課後になると、私は家から持ち出した2本の包丁と血文字の紙を持って学校の裏へと向かった。