呪いの血文字~少女の復讐~



その晩、七葉が自殺した事を知った。


計画は大成功だ。


「ありがとう!1人目、処分できたね!

次は伸行かなあ…振られた上に七葉が死んで、かなり精神やられてると思うからね、自殺に追い込むのも簡単だと思う!」


そう言った結莉の顔は、狂気に満ちたように歪んでいた。


そして私には、そんな結莉がかっこよく思えた。


背筋がゾクゾクして、なんとも言えない快感を覚えた…


「結莉、これからも頑張ろうね」


夢の中で、私はそう言った。