呪いの血文字~少女の復讐~




だけどそれからしばらくは、私の仕事はなかった。


結莉はひたすら七葉の夢に出て、恐怖心を植え付けてるみたい。


「あいつ、全然反省してないよ…自分が呪い殺されるのが怖いだけ!」


結莉は毎晩私の夢にも来て、状況を教えてくれた。


「むかつく、ねぇ、私もなんかしたいんだけど」


「ちょっと待っててよ~!余計なことすると、復讐できなくなっちゃうしね!」


「そっか…」


仕方なく、私は大人しくしていることにした。