結莉は毎晩、夢に出てくるようになった。
そして自分には、私だけじゃなく、宮地さんたちの夢にも出られる力があるのだと話してくれた。
しかも、人の考えていることが分かるらしい…
それを利用して、復讐するんだとか…
「まずは、いちばんマシな奴からいこっかな。じゃ、谷口七葉!」
結莉のお通夜の前の晩、結莉はそう言った。
谷口七葉は、かなりビビリなとこがある。
今も、自分たちが結莉を自殺に追い込んだとして警察に捕まらないか不安がってる。
さらに、自分たちを呪うと書かれた遺書が発見されて、怯えてる。
結莉はそう言った。

