「どーお??ぼっちの気分は!」 出てきたのは結莉だった。 「…」 あたしは、なにも言えない… 「私みたいにモノ盗られたり暴力ふるわれたりしないだけマシだと思いなよ~」 夢の中の結莉はいつもニヤニヤと不気味な笑みを浮かべている。 あたしは何かを言い返す気力がなかった… そしたらそのとき、結莉が言ったの。 「どうしても、クラスのみんなと仲良くしたい?」 「え…うん…」