クラスでの地位が、やばそう。


そんな事を思いながら、その晩見た夢…



「ついに、1人になっちゃったねえ…?」

ニヤつきながら言うそいつは、松原結莉…


「なんだよ、2軍以下」

この呼び名を口にするのは久しぶり。

あんたをいじめるの、なかなか楽しかったよ!


「まぁ、ぼっちのあんたがどこまで生き延びられるか…楽しみ!」


結莉の口調は、いじめられていたときと全く違ってる。


「調子に乗った口の聞き方しやがって…」

「そっちこそよくも2軍以下とか言ってくれたな…?死ねよ、宮地…」


呼び捨てにすんな、2軍以下!


そう言おうとしたら、いきなり結莉が襲いかかってきた。


「痛っ……」


そこで、目が覚めた。