呪いの血文字~少女の復讐~





「…七葉が死んだのは、結莉をいじめた俺達のせいでもあるんだ…つまり、お前にも責任がある!!!それにな、俺、さっき謝ったけど、やっぱり、どんなに雰囲気が悪くても、お前がグループから抜けるとか言い出さなければ七葉は死ななかった。やっぱりお前を許さねえ…」


俺はそう言った。


さっき謝ったのは嘘だ。


そんなこと思ってもない。



「…結莉のことは、結莉のせい。俺を仲間から離れさせる原因を作ったのはお前だ!!!!!!!」


そう言うと俊介は、俺に包丁を刺そうとしてきた。


刺される前に、刺せ…!!!


死ね、クズ。





俺は俊介の下腹部に、思いっきり包丁を当てた_________