その日の放課後。


廊下を歩いていた俺は、背中に異様な視線を感じて振り返った。


そこにいたのは、牧田さくら。


結莉の親友だった人。


何を見ていたのだろう。



確かに俺を見つめていた…気がするんだけど。


まあいいか。