「でさあ、そういうことにしたいから、あとで俊介に文句言えよ、伸行」


「うん、分かった…」


琉華の命令に逆らえないのは、今も昔も変わらない。

それに、俊介が七葉の自殺の原因を作ったとあれば、怒りをあらわにしないわけにいかない。


次の休み時間、俺と琉華は俊介の席に向かった。


「俊介お前、なんで平然としてられるんだよ?!?!」


俊介は何も言わない。


「お前のせいで七葉は死んだんだろ?!」


俺はさらに言う。


お前が、お前がグループを抜けたから…!!!