呪いの血文字~少女の復讐~



俺にとっては、振られたことよりも、そのあとの七葉を不機嫌にさせてしまったことがショックだった。


俺はそこまで嫌われていたのだ…



保健室のベッドに横たわり、ひとりで静かに涙を流した。



やがて先生が戻ってきて何か言ってたけど、寝たふりをした。



そしてその日はそのまま、早退した。