呪いの血文字~少女の復讐~



「俺さ______________

七葉が、好きなんだ…」


ああ、言ってしまった。


振られるのは、覚悟している。



「うん…」



七葉はそう言った。


これが肯定の返事だとは思わない。


ただ、知ってたよ、というような気がした。


バレてたのかな…まあ、いいか。どうせ今、言ったんだし。