呪いの血文字~少女の復讐~



なのに、その直後________


「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!」



七葉は突然叫び出すと、走り去っていってしまったんだ…



「…なんかさあ、怖がってるよねえ、あの子…」



沈黙を破ったのは琉華だった。



「なんかもう、そっとしておいてあげない?
明日とかにさあ、今のことについてあんまり追求しなくていいと思うよ?
きっとあの遺書に名前書かれてびびってんでしょ…」


呆れているような言い方だった。


お前は七葉の気持ちを考えたことあるのかよ、と怒鳴りそうになってしまったが、琉華はリーダー格だから逆らえなかった。