「…俊介、行かないでよぉぉぉぉぉ!!!嫌だ…もう、全部嫌、嫌ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」



目の前で泣き叫ぶ、俺の愛しい人_七葉。


彼女が名前を呼ぶのは、俺の友達の、俊介。


辛い辛い、片思い。


俊介は今、グループを抜けた。


だから、俺にチャンスが___などとは、考えていない。


だって俺は告白して、振られたからな。


でも、そのことによって俊介が去っていくとは考えなかったな…。


ただ俺は、愛を伝えたかっただけ。

振られても、いいや…と思っていたのに。


やっぱり今でも、七葉が大好きだ…