呪いの血文字~少女の復讐~



それから数日は、あたしはちゃんと寝ていた。

その度に結莉が出てきて、死ね死ねと言われる。

前のように物理的な痛みはなかったけど、結莉は不気味に笑い、あたしを怖がらせた。

それと並行して、伸行はあたしを無視し続けた。

琉華と俊介からは何かあったのかと尋ねるメッセージが何度も来た。

その度にあたしは何も無いと答え続けた。