_________どのくらい寝ていただろう。
目が覚めた。
あれ、これは、現実…??
結莉の夢、見てない…
じゃあ、もう、あの悪夢から開放されたってこと?!?!
ああ、よかった……
今まで味わった恐怖、そして、体調不良…それらがやっと、終わったのだ…
「七葉、やっと起きた」
そのとき、隣で声がした。
見ると何故か、伸行がいた。
「え?」
彼はいつからここにいたのだろう。起きたときにはすでにいたに違いないけど、嬉しさのあまり気づかなかったみたい。
「もう3時間目だよ…?保健の先生が起こそうとしたのに、七葉起きないから…」
「…先生は…?」
「お客さんが来てるとかで今いないよ。しばらくしたら戻ってくるかも知れないけどね」
「伸行はどうしてここに?」
「…だって、七葉が心配だったから」

