あなたと過ごした日々

死神というよりは、普通の少年のようにも見えて。まぁ私よりかは歳上だろうけど。




ちょっとだけ親近感が湧いたのは内緒。






✱✱✱✱✱✱



翌朝。




『おはよ』



「んー…おはよ…」




覚醒していない頭で挨拶に返事をする。



…挨拶??




まだ眠い目を擦りながら声がした方を向くと、そこには昨日と寸分違わぬ神都がいた。






時計の針が指すのは、午前6時。




来るの早すぎでしょ。




普段起きる時間が8時の私にとって、今の時間帯はとても辛い。




「…もう一回寝る」




『おい(怒)』